家族の一員として迎えた大切なわんちゃん、ねこちゃん。
飼い主様にとって大切な家族がいつまでも元気でいられるように、定期的な健康診断・ワクチン接種・予防接種を受けるようにしましょう。
予防接種には、法律で定められたものもあります。
ご不明な点などありましたら、お気軽にお尋ねください。
予防接種
基本的に、1年に1回接種します。
ケンカなどによる感染症予防に、ねこちゃんにもワクチン接種をお勧めします。
狂犬病ワクチン
犬を飼い始めたら、市町村窓口へ登録し、年1回の狂犬病ワクチンが、法律で義務づけられています。
フィラリア予防
蚊が発生しだす前から投与を始めます。最低でも、5月~11月の7ヶ月間は、予防するようにしましょう。
投薬を始める前には、先に感染していないかを検査します。
ノミ・ダニ予防
外飼いや散歩に出るわんちゃんはもちろん、家の中で飼われているねこちゃんにも注意が必要です。
混合ワクチン
ジステンパーやパルボウィルス感染症など、生命に関わる病気を未然に予防するワクチンです。
下記の薬の組み合わせによって、5~9種の混合ワクチンを接種します。
- 犬ジステンパー
- 犬パルボウィルス感染症
- 犬アデノウィルスI型感染症(犬伝染性肝炎)
- 犬アデノウィルスII型感染症(犬伝染性喉頭気管炎)
- 犬パラインフルエンザ
- 犬コロナウィルス感染症
- 犬レプトスピラ病黄疸出血型
- 犬レプトスピラ病カニコーラ型
- 犬レプトスピラ病へブドマディス
仔犬のワクチン接種について
生後間もない仔犬は、母犬からの授乳によって病気に対する抗体を受け継ぎますが、成長とともに抗体は消滅します。その抗体が消える前にワクチンを接種して、病気から守る必要があります。
ワクチン未接種の仔犬は、感染症にかかりやすく命を落とすこともあります。獣医からの指示を守り、許可があるまで散歩などは控えてください。
ワクチン接種の時期
生後6週間~2ヶ月目の間に1回目のワクチンを接種、その後1ヶ月おきに計3回のワクチン接種をお勧めしています。混合ワクチンは、種類によって費用が異なりますが、1回8,000円~8,500円程度です。
ワクチン接種後の注意
- ワクチン接種後は、嘔吐・発熱などの異変が起こりやすくなりますので、ゆっくり落ち着ける環境で、わんちゃん・ねこちゃんの様子を観察するようにしてください。
健康診断・しつけ相談
定期健診
検便・尿検査・血液検査・レントゲン・超音波検査などを行います。
特に、高齢のわんちゃん・ねこちゃんは、定期的に健康診断を受けることをお勧めします。
しつけ相談
飼育方法やしつけなどのアドバイスを行います。
トイレトレーニング、ムダ吠え・甘噛みの対処法、困ったいたずらなど、ペットのしつけでお困りの方はお気軽にご相談ください。
初めてペットを迎え入れる方への飼育アドバイス、ペットの介護指導なども行っております。