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兵庫県川辺郡猪名川町上野北畑23-10
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お知らせ

2024.04.15(月) 新着情報

[ 院長不在のおしらせ ]

講習会参加のため、下記の日程は院長が不在となります。

4月21日(日) 午前

診察は通常どおり中東先生が行います。
混雑が予想されますが、何卒ご理解のほどよろしくお願いします。

2024.04.15(月) コラム

[ 【学術情報】症例報告の論文が掲載されました。 ]

院長の佐橋が投稿した論文が論文雑誌動物臨床医学(査読あり)に掲載されました。

著者名:佐橋悠、佐橋三和子、中東礼子、日笠喜朗

論文タイトル:モルヌピラビルの短期投与により寛解した猫伝染性腹膜炎の猫 2 例

猫伝染性腹膜炎(FIP)は、猫腸管コロナウイルスの変異によって引き起こされる大変予後の悪い疾患です。GS-441524 の投与が FIP の治療に有効であることが報告され、FIP治療薬として注目されています。 しかし、この薬剤は、ムチアンなどサプリメントとして販売されている高価な非正規製品もしくは試薬として入手する必要がありました。これらは非正規の未承認薬であり、倫理的に問題のあるコピー製品であるため、代わりになる治療を検討する必要がありました。

新型コロナウイルス感染症の流行により、新規の抗ウイルス薬が入手可能になりました。モルヌピラビルは、新型コロナウイルス感染症の治療薬として FDA による緊急使用承認(EUA)の下で入手可能になり、猫の FIP においても有効性が報告されています。しかし、FIP 治療におけるモルヌピラビルによる詳細な治療報告は未だ少なく、様々な病態の症例に対する用量および投薬期間などは定まってません。

今までの報告ではモルヌピラビルの投薬期間は 、12 週間程度が推奨されていますが、これは Pendersen らによる GS-441524 の報告に基づいているため、学術的な根拠が乏しいと考えます。

今回、FIP においてモルヌピラビルをより短い投与期間で治癒し、その後再発の認められていない2症例に遭遇したためその経過を報告させていただきました。FIP においてモヌルピラビルは臨床所見が消失した時点で休薬しても治癒する可能性があることを示した報告となります。

当院では学術活動を通しても獣医療に貢献していけるように努力していきます。

よろしくお願いします。

2024.04.15(月) コラム

[ <フィラリア・ノミダニ予防と春の健康診断とお知らせ> ]

フィラリアの予防が始まります。

フィラリアとは蚊を媒介にして愛犬の肺動脈や心臓に寄生してしまう病気です。

フィラリアの予防期間は地域により多少異なってきます。予防投薬期間は、「フィラリア感染開始後1カ月から感染終了後1カ月まで」とされており、その目安としてHDU(heartworm Development heart Unit)の概念が広く利用されています。

1日HDU=日平均気温(日最高気温ー日最低気温)×1/2-臨界温度(14℃)

この数値を加算し、その積み重ねが130となる日が感染開始日になります。(ただし数値がマイナスになる場合は0とする)また感染終了日は30日間でのHDU合計が130となる最終日とされます。この計算よると犬フィラリアの兵庫県に置ける平均感染期間(1997年から2011年の15年間)は、感染開始日5月20日、感染終了日11月10日(最も早い推定感染開始日→4月30日、最も遅い推定感染終了日→11月19日)となります。

初回として感染開始から1ヶ月以内に投薬を開始し、感染終了後に1回最終投与すれば完全な予防が出来ます。

一般的には兵庫県では5月末もしくは6月初旬から11月末もしくは12月初旬の毎月1回、計7回お薬を投与していただければ予防する事ができます。

しかし生活環境によっては必ずしも十分といえないこともありますので、予防に期間に関し疑問や不安がございましたらおたずね下さい。

当院でも毎年感染を確認しており、中には重症化して死亡するケースにも遭遇しています。

また近年猫のフィラリア感染も確認されるので、ノミダニとともに予防をすることをおすすめします。

4月になるとフィラリア予防、ノミ・マダニ予防、狂犬病予防接種で病院は大変混み合います。

申し訳ございませんが、特に土日の週末は大変お待たせしてしまう可能性があります。

フィラリアの血液検査の際に健康診断として血液一般検査も行っています。

わんちゃんねこちゃんの健康で幸せな生活のためにも、また治療費の負担を軽減するためにも、病気の早期発見・早期治療が大切です。

当院では年齢、オーナー様のご要望に応じて、健康診断を実施しています。病気を発見するのも大事ですが、元気なときの状態を知っておくのも目的の一つです。

わんちゃん・ねこちゃんの1年は人間の約4~5年に相当します。そろそろ健康が心配だったり、以前に気になる数値があって再チェックをしたい場合などご相談下さい。

定期的(年に1~2回)にチェックをし、病気の早期発見につなげることをお勧めします。

予約は必要ありませんので、診療時間内にご来院の上、受付にて健康診断希望とお伝えください。

外注検査となりますので、通常の院内検査より低価格で行えますが、結果は約1週間程かかります。

また緊急時における診断には利用できません。

これからの時期、年1回のフィラリア検査に合わせて健康チェックを行う事をお勧めします。

検査を希望する場合は診察の際に申し出てください。

また気になる事があれば気軽に当院までお尋ね下さい。

お問い合わせ

Message

メッセージ

大切なペットの
ホームドクターとして

当院では、「理論」と「根拠」に基づいた医療を提供しております。
当院の院長は、一定水準以上の総合的診療能力を備えた獣医師が認定される、動物臨床医学会獣医総合臨床認定医の資格を取得しており、幅広い分野の総合的な診療が可能です。
飼い主さまとコミュニケーションをとりながら、さまざまな治療法をご提案しておりますので、気になることがあればご相談ください。
飼い主さまと動物たちの両方に寄り添った獣医療を提供してまいります。

Greeting

院長さん
院長 佐橋 悠さはし ゆう
  1. 兵庫県川辺郡猪名川町出身。鳥取大学農学部獣医学科卒業後、兵庫県内の動物病院に勤務。山口大学大学院連合獣医学研究科、オーストラリア留学を経て、埼玉県狭山市の白石動物病院、大阪府箕面市の北摂夜間救急動物病院で勤務。2011年に佐橋動物病院を開業。2023年に鳥取大学大学院共同獣医学研究科修了。

院長挨拶

「何でも相談できる地域の
ホームドクターをめざして」

皆さま、こんにちは。
猪名川町にある【佐橋動物病院】院長の佐橋悠です。

開院以来、幅広い分野において総合的な獣医療をご提供し、飼い主さまが何でも相談できる地域のホームドクターをめざしております。特に歯科と循環器科が得意で、定期的な健康管理から手術が必要なケースまで、あらゆる面でお手伝いいたします。気になることがあればお気軽にご来院ください。

大切な家族の一員である犬や猫などの健康を安心しておまかせいただけるよう心がけて診療いたします。

Features

当院の特徴 Features

  • ご家族に寄り添った治療

    私たちは、飼い主さまとともに、大切なペットの健康を守るパートナーでありたいと考えています。
    犬・猫の状態、どのような検査や治療が必要か、治療期間や治療費などをわかりやすく説明して、飼い主さまの同意を得てから治療を行います。なるべく飼い主さまの目の届く場所で治療を進めますので、気になる点があればお尋ねください。

  • 総合的な診療が可能

    当院の院長は、動物臨床医学会が定める獣医総合臨床認定医です。獣医小動物臨床において、総合的診療能力を備える獣医師として認められており、幅広い病気に対して総合的な治療を提供いたします。
    さらに、循環器科と歯科を得意としており、日本獣医循環器学会の獣医循環器認定であり、また日本小動物歯科研究会のレベル4認定も受けています。大切な犬や猫が、飼い主さまと少しでも長くすこやかな生活を送れるよう、定期的な健康管理から手術が必要なケースまで、あらゆる面でお手伝いいたします。

  • 質の高い獣医療の提供

    獣医学の世界は日進月歩で、皆さまの大切なペットの健康を守るには、知識のアップデートが必要不可欠です。当院の院長は大学院で研究に携わってきました。博士課程で学んだ最先端の高度な専門知識を活かし、診療に取り組んでいきます。また、学会発表や論文発表を積極的に行い、学術活動においても獣医療に貢献していけるようにします。

診療メニュー Medical Services

  • 一般内科

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Facilities

院内紹介 Facilities

  • 受付

    入り口正面には、広くて明るい受付が設けられています。スタッフが明るくお迎えいたします。

  • 待合室

    清潔感のある待合室でくつろいでお過ごしください。衛生状態やにおいに気を使っています。

  • 診療室

    低床式診察台を備えており、大型犬でも簡単に診察台に乗せることができます。さらに、レントゲン、CT、内視鏡、顕微鏡などの画像は、モニターも診察室内で確認できます。

  • レントゲン装置

    DR(デジタルレントゲン)を備えており、きれいな画像が撮ることができます。

  • 超音波診断装置

    高周波のプローブを搭載しており、腹部の臓器の微細な構造まで観察可能であり、胃や腸管の構造評価なども行えます。また腫瘍ができていないか調べたりします。心臓の評価では、カラードプラ法やパルスドプラ法、連続波ドプラ法、組織ドプラ法などさまざまな方法を活用し、血行動態や心筋の運動性に関する詳細な評価が可能です。

  • 内視鏡

    様々なサイズの内視鏡を備えており、小さな動物から大型動物まで対応可能です。主に胃や腸の観察、組織検査に使用します。状況によっては、誤食した異物を開腹手術なしで摘出することができ、動物にとって負担の少ない治療ができます。

診療スケジュール Schedule

医院情報

医院名
佐橋動物病院
院長
佐橋 悠
住所
〒666-0244
兵庫県川辺郡猪名川町上野北畑23-10
電話番号
072-765-3552
URL
https://sahashi-ah.com/
診療内容
一般内科/外科/皮膚科/歯科/眼科/耳鼻科/各種予防/循環器科/腫瘍科/泌尿器科/呼吸器科/避妊・去勢/しつけ相談/うさぎの病気/フェレットの病気/小鳥の病気
  • ペット保険取り扱い

    当院では、アニコム・アイペットに対応しております。
    詳細は受付までお問い合わせください。

  • クレジット払い対応

    お支払い方法は、現金とクレジットカード払いに対応しております。

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診療時間 日祝
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16:00~18:45 / /
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